私は先日、生まれて初めて膣カンジダになりました。
痒くて痒くて眠れないけれど、自然治癒を信じて2日耐えました。
「カナダで膣カンジダが再発した...」
「病院に行くのは抵抗がある」
このような方も多いと思います。
悩み、痒みに耐える時間はとても辛いですよね。
今回は、私が実際に使用したMONISTATの市販薬と使用方法を、レビューや私の体験談と合わせて紹介します。
1.膣カンジダの始まりと症状
ある晩、ふとした瞬間に膣の中と外が痒いことに気がつきました。
おりものシートのかぶれか...と軽く考えていましたが、数時間後には、眠りにつけないほどの痒みに!!!
絶対膣カンジダだと考えほぼ眠れないまま、翌朝トイレに行くと酒粕状のおりものが!
明らかに異常とわかる酒粕・チーズのようなポロポロしたおりものです。
ちなみに、膣カンジダは英語で「Yeast infection(イーストインフェクション)」、市販薬は「OTC(Over The Counter)」と言います。
膣カンジダの痒みは増す一方ですが、娘を連れて一人で病院に行く気にはなれず、とりあえず薬局へ。
「MONISTAT 1」と呼ばれる膣錠とクリームがセットになったものを購入しました。
2.MONISTATの膣カンジダ市販薬
膣カンジダの市販薬にもいくつかのブランドがあるのですが、私はMONISTATを使用しました。
理由は特にありません。
イマイチ違いがわからず、調べたサイトの人気ナンバーワンだったので選びました。
どれも20ドル前後で値段は同じですが、MONISTATには1day/3days/ 7daysがあります。
(1)MONISTAT1
公式サイト商品ページより引用
MONISTAT1は、忙しい女性がパッと膣カンジダを治したいときにおすすめ。
1回膣剤を入れたら、あとは完治するのを待つだけ。
1200mgのミコナゾールが、使用されています。
(2)MONISTAT3
公式サイト商品ページより引用
MONISTAT3は、3日間連続で膣錠を使用します。
200mgのミコナゾール3回分が入っています。
(3)MONISTAT7
公式 サイト商品ページより引用
MONISTAT7は、膣錠ではなくクリームタイプで7日間使用します。
100mgのミコナゾールで少なめなので、妊娠中の方や糖尿病の方も使用する場合があるようです。
3.私が使用したMONISTAT1
私は、MONISTAT1を購入し使用してみました。
使用前に調べていて、驚いたことが2つあります。
(1)1200mgのミコナゾール、強すぎる?
1200mgのミコナゾールって素人目に見ても多くないですか???
3dayや7dayと比べても、6倍以上なのに一度に使用してもいいものか。
悩みましたが、とにかく痒くて....筆者はヤケクソに使用を決断しました。
(2)恐ろしすぎるアマゾンのレビュー
アマゾンのレビューを見てみると、怖すぎる体験談が並んでいました。
膣が焼けるようだった。
絶対買わないで!地獄を見るよ!!!
怖すぎます。
しかし、使用後の痛みを訴えるレビューはMONITAT3にもありました。
MONISTATのサイトにも副作用として、一時的な痒みの増加や痛みが記載されています。
4.使用方法と感想
「膣剤なんて使ったことない...」
「痛みはどの程度???」
初めての人は特に不安になってしまいますよね。
でも心配御無用!!
ここでは、私が購入したMONISTAT1の使い方と、体験した痛みの程度について解説します。
(1)使用方法
使用方法はいたってシンプルです。
- 足を肩幅に膝を曲げて立つ
- 付属の棒の先に膣剤を乗せる
- 棒を膣の奥に挿入し、膣剤を押し出す
これだけ!
しばらくすると膣剤が溶け出てくるので、ナプキンをつけることをおすすめします。
(2)私の体験した痛みと副作用
怖すぎるレビューで、かなりビビっておりましたが、実際は...そんなに痛くなかった!
人によって痛みの感じ方は違いますが、私の場合は、「膣が燃える」といった表現は大げさに感じました。
しかし、使用して2時間ほど経った時、痒みレベルがグッと上がるのを感じました。
その痒みが、膣がズキズキ&ジンジンし始め重い生理痛のような感覚に変わり、少し座って休憩するレベルに。
さらに副作用かは謎ですが、心拍数が上がり軽く頭痛がありました。
トータル2時間ほどで痛みも収まり、ついに痒みから解放されて眠りにつくことができました。
翌朝...あれ!!!まだ痒い....
そう1日では完治しなかったのです。
しかし、付属の痒み止めクリームを塗り10分ほどすると、かなり痒みが収まりました。
朝晩2日間クリームを使用し、3日目からは完全に痒みが収まりました。
結果、MONSTAT1を使用した翌日から2日間クリームを併用して、下腹部に平和が戻ってきた。
5.まとめ
カナダで膣カンジダ...辛いですよね。
私の体験上、症状が酷く出ている場合、自然治癒することは難しいし、生活に支障をきたします。
完全に自己判断でMONISTATを使用しましたが、結果病院に行かずに治すことができました。
実際、カナダのウォークインクリニックに行っても、内診をされずにMONISTATを買うように指示されることがあるようです。
リスクを承知で1日でも早く痒みを納めたい方には、手軽でおすすめの市販薬だと思います。
3日間使用するのに抵抗がない方は、MONISTAT3をおすすめします。
「3〜7日間、時間をかけて治療した方が効果がある」といった声もありました。
私も次回は、MONISTAT3を使用しようと思います。
*1:妊娠中の方は、まずドクターに相談することをおすすめします