約3年前、私は第一子を日本の産婦人科で出産しました。
妊娠期間中、何がしんどかったって体重制限とダイエット!!
日本の産婦人科は体重増加に厳しいので、体重に悩む妊婦さんも多いのではないでしょうか。
一方、現在私の住むカナダでは、妊娠中の体重増加にかなり寛大です。
今回は、妊娠発覚時の体重から何キロ増えたのか、日本と大きく異なるカナダの産婦人科医の対応を紹介します。
さらにおまけで、体重増加を食い止める効果があったダイエットを暴露。
- 1.妊娠発覚時から妊娠中期の体重増加
- 2.カナダの産婦人科医に体重を相談したら...
- 3.体重が増えすぎると難産になるのか?
- 4.体重増加を緩やかにしてくれた魔法の食品
- 5.最後に、体重で悩む妊婦さんへ
妊娠中にダイエットをしようかな...と考えている人は是非、参考にしてみてください。
今週のお題「納豆」
1.妊娠発覚時から妊娠中期の体重増加
まず、私が第一子を妊娠した時は、トータルで15kg以上増加しました。
日本で出産した産院では、毎度の検診で怒られダイエットを強いられることに...
詳しくは過去記事で🔻
現在私は第二子を妊娠中で26週目です。
カナダのオンタリオ州で出産予定なので、カナダ人産婦人科医のオフィスに月に1回通っています。
本題の体重増加ですが、妊娠発覚時55kgだった体重は、26週目で63kg!
すでに8kg増加しております。
この26週で8kgという数字は、日本では産婦人科医から怒られるレベルでしょう。
日本では妊娠中に増えていい体重は、トータル8kg〜12kgと指導されました。
まだ予定日まで3ヶ月以上あるにも関わらず、体重は日本の臨月並みなのです☺️
流石にやばい...とカナダの担当医に相談してみることに。
2.カナダの産婦人科医に体重を相談したら...
26週目ですでに8kg増えてしまいました...と担当医に申告したところ、まさかの一言が!
👩⚕️「いい感じね!とても順調よ」
あれ?
私🙆♀️「日本ではかなり体重指導され食べ過ぎだと言われたのだけど...」
👩⚕️「じゃあ、体重が増えたら食べるなってこと?体重が減ることは大問題よ」
コーラやジュースを毎日飲んだり極端に不健康な食事はNGと言われましたが、体重を気にせず、健康的に3食食べる様に言われました。
カナダの担当医は、それで体重が増えてしまうのなら、自然なことだと考えている様です。
体重増加により体型の崩れが気になる人は、炭水化物の量をやや少なく調整してもいいけど、抜くのは絶対ダメと指導されました。
3.体重が増えすぎると難産になるのか?
👩⚕️「私の経験では、NO!お産には関係ない。痩せていても難産になることはあるしね。ただ、暴飲暴食で急激に体重が増えると妊娠糖尿病や高血圧になるリスクはあるよ」
私は、前回の妊娠で20kg近く増え、お産に2日かかってしまったことを伝えたが、高位破水からスタートし、陣痛促進剤を投与したので、必然的に時間がかかるパターンらしい。
もし今回も促進剤を使うなら、無痛を考えるようにアドバイスされました☺️
結論、カナダの産婦人科医は、体重が急激に増える事で生じるリスクはあるが、一概に難産になるとは言えないようです。
4.体重増加を緩やかにしてくれた魔法の食品
前回の妊娠で唯一、体重増加が緩やかになった置き換えダイエットがあります。
ズバリ、納豆です。
私は、朝からかなり暴食気味なのでなんとかしたいと思い、グラノーラや低糖質パンも試しましたが体重増加はうなぎのぼり。
一番しっくりきたのは、納豆ご飯+ゆで卵です。
単純に腹持ちがいい!!!!
このコンビは最強です。
お昼12時の空腹感が全く違います。
体重に悩む妊婦さん、納豆を大量購入して冷凍しましょう。
前日の夜に一つ冷蔵庫に移動させて、自然解凍がおすすめ。
電子レンジで30秒チンしてもいいのですが、菌が死滅するらしいので自然解凍しましょう。
5.最後に、体重で悩む妊婦さんへ
日本では体重を厳しく管理され、体重が増えるとまるで母親失格の様に叱責されることがあります。
しかし、体重ばかり気にして妊娠生活楽しめないなんて勿体無い!!!
カナダでは考え方が大きく異なり、健康な食事を意識して増える体重を無理にコントロールしません。
体重が増えると産道に脂肪がつき、難産になると耳にしますが、お産は運のような気もするのです。
事実、カナダでは体重管理が甘いから難産が多いと言う訳ではありません。
逆に日本人にスピード安産が多いかと言うと、そうでもないと思います。
前回の日本での妊娠と比べて、ダイエットのストレスがない分、かなり心穏やかに妊娠生活を楽しむことができています。
体重を気にしてストレスを感じ、早く産みたい!と余裕のなかった第一子妊娠時とは大違い。
もちろん、増えすぎていい事はないし、妊娠糖尿病に気をつけたり産後の体型戻し方も気になります。
でも、体重ごときで自分を責めずに、貴重な妊娠期間を存分に楽しみましょう!